ソウカナ突然だけど僕はアニメが大好きなんだ!!
昔は、これを公言するのに少し勇気が必要でした。「オタク」というレッテル、「暗い」という偏見。
しかし、どうでしょう。今や『鬼滅の刃』や『推しの子』は国民的ヒットとなり、世界中のチャートを日本のアニソンが席巻しています。
こうなると、ふとした疑問が湧きませんか?
「これだけ大衆に浸透しているのに、なぜ未だに『サブ(下位・副次)』カルチャーと呼ばれるのか?」
そして、もう一つのモヤモヤ(これは僕だけかもしれませんが)
「なぜファッション好きの人たちは、未だに自分たちが『メインカルチャー(主流)』側の顔をしているのか?」
この記事は、長年アパレル雑貨の店長を務めつつ、現在はどっぷりとラノベやアニメの沼に浸かっている「雑魚オタおじさん」の僕が、崩壊しつつある「サブとメインの境界線」について、独自の視点で切り込む話です。
これを読めば、あなたが感じている「世間の扱いの違和感」の正体が分かり、胸を張って「今の時代、これこそがメインだ」と言えるようになるはずです。
「サブカルチャー」の定義がゲシュタルト崩壊している件
そもそも、サブカルチャー(Subculture)とは、社会の支配的な文化(メインカルチャー)に対する、少数派や特定の集団が持つ独自の文化を指す言葉でした。
かつては「文学・クラシック音楽・政治経済」などがメインで、「漫画・アニメ・ロック」などがサブ、という暗黙の了解があったように思います。
数字で見れば、もはやアニメこそが「メイン」では?
しかし、現代においてその勢力図は完全に逆転しています。



僕がやってた服飾雑貨のお店がスカスカなのに、アニメ関連グッズのお店がめちゃくちゃ混んでた思い出が……
市場規模を見ても、影響力を見ても、アニメやゲームはもはや「少数派(サブ)」ではありません。むしろ、これらを通っていない人の方が会話に困るレベルです。それでも「サブ」と呼ばれるのは…



単に「昔の名残」か、あるいは「高尚な文化ではない」という古い価値観の呪縛が残っているからに過ぎません。



いまだにラノベを馬鹿にする読書家とかいるもんねぇ
なぜ「ファッション好き」はメインカルチャー顔をするのか
ここで、検索意図にもあった「ファッション好きへの違和感」について触れたいと思います。



僕自身、アパレル業界に15年ほど身を置いていたから、この空気感は痛いほど感じたんだよね
「オシャレ=社会性の象徴」という勘違い
ファッション業界、あるいはファッションを愛する人々の中には、無意識に「オシャレであること=社会的に優位(メインストリーム)である」という選民意識のようなものが存在します。



お店の先輩にどんなカルチャーが好きって聞かれてアニメとか言ったら馬鹿にされたんだよなぁ……



今では馬鹿にする人も少数派になっているかもしれませんね。
しかし、冷静に考えてみてください。
特定のブランドに詳しく、流行のシルエットを追いかけ、服に給料の大半をつぎ込む。これって、「対象が服である」というだけで、構造は完全に「オタク(サブカルチャー)」そのものなんです。
今やファッションの方が「サブ」になりつつある?
皮肉なことに、今はファッションブランド側が、こぞってアニメやゲームとコラボレーションしています。
- LOEWE × スタジオジブリ
- GUCCI × ドラえもん
- UNIQLO UT × 数多のアニメ作品
これは何を意味するか。「ファッション単体では若者の関心を惹きつけられなくなっている」という事実の裏返しではないでしょうか。
かつてメイン顔をしていたファッション界隈こそが、今やアニメという巨大なメインストリームに「乗っかろう」としている。



僕はそんな感じがして(・∀・)ニヤニヤしちゃうんだよね
「サブ」と「メイン」の壁はもう存在しない
結論として、もはや「サブカルチャー」と「メインカルチャー」を分けること自体がナンセンスな時代になりました。
「好き」の総量が世界を動かしている
インターネットとSNSの普及により、「マイナーな趣味」同士が繋がり、一瞬で巨大なムーブメントになる時代です。
昔ながらの「大衆(みんなが見ているテレビ)」というメインカルチャーは消滅し、無数の「推し活(それぞれのサブカルチャー)」が集まって、今の社会を形成しています。



だからアニメ好きが卑下する必要もなければファッション好きがマウントを取る必要もないんだ



熱量の高いファンとしてお互いに尊敬しあえる世の中が望ましいですね
まとめ|もはやメインとかサブとか気にしなくていい



結局のところサブカルチャーがもはやメインカルチャーと大差ないってことだよね



はい、 その感覚は、間違いなく正解です。
かつて「サブ」と呼ばれたアニメや漫画は、今や日本を代表する「メイン」の共通言語になりました。一方で、「メイン」気取りだったファッションなどのカルチャーも、実は「趣味の一つ」としてフラット化されています。
もしあなたが「自分はサブカル側の人間だから…」と引け目を感じているなら、そんな必要は1ミリもありません。
今、世界を熱狂させているのは、間違いなくその「サブ」の熱量なのですから。
あなたの周りで「これ、昔はオタクのものだったのに、今は当たり前になったな」と思うものは他にありませんか?(例:米津玄師、サウナ、etc…)



そういやVtuberもテレビに出るようになったよねぇ



マリン船長が出たとき大興奮してましたよねソウカナ氏……
ぜひコメント欄やSNSで、あなたが感じた「境界線が消えた瞬間」を教えてください。
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